効率的なフォーム習得とラウンドでのショット精度は、学び方が違う

ゴルフの練習と一言で言っても、「フォームを習得する練習」と「ラウンドで精度の高いショットを打てるようにする練習」は、脳にとって効果的な学び方がまったく違います。今回は、その違いと、練習方法の工夫についてお伝えします。

フォーム習得に必要なのは「反復」と「フィードバック」

フォームを習得するには、いわゆるブロック練習(同じ動きを繰り返す練習)が有効です。ただし、最も大事なのは「フィードバックを得ること」です。

フィードバックとは、「自分の動きや結果を、自分で理解・修正すること」です。たとえば、
• 鏡でフォームを確認する
• 自分のスイングを撮影してチェックする
• コーチに指摘をもらう

といった方法が、効果的なフィードバックになります。

特にフォーム改善の初期(最初の3週間ほど)は、毎回動画を撮影して確認するくらい徹底するのが理想です。
このフィードバックが不足すると、本来3週間で身につくはずのことが、3年かかっても治らないなんてことになりかねません。

ショット精度を高めるには「ランダム練習」が鍵

一方で、ラウンドで安定したショットを打てるようになるには、ランダム練習が効果的です。

練習場でありがちなのは、たとえば7番アイアンで打って少し右に出たら、次の1球で修正し、狙い通りに打てるようになるまで同じクラブで何球も打ち続けるという方法。

このような「同じことを繰り返して慣れる練習」も悪くはありませんが、ラウンドでは毎回状況が違うため、実戦的とは言えません。

おすすめのランダム練習は、たとえば:
• ドライバーを1球打つ
• 次に5番アイアンを1球打つ
• 次に7番アイアンを1球打つ
• そして再びドライバーへ戻る

というように、毎回クラブも狙う場所も変えていくスタイルです。

「気持ち悪い練習」こそが、実は効率的

ランダム練習の難点は、「感覚的に気持ち悪い」ことです。特にミスショットのあと、修正せずにクラブを変えるのは勇気がいります。

でも、それこそが脳にとって効果的な学習です。

なぜなら、同じクラブで2球続けて打つと、脳は「修正する練習」として処理してしまい、実戦に近い「1球勝負」の緊張感が学習されないからです。

ゴルフは「一発勝負のスポーツ」です。だからこそ、ランダム練習が大切なのです。

実は「上達した気がする練習」ほど、効果が薄い?

この点については、バスケットボールや野球など他競技で実験があります。結果はどれも共通していて、
• ランダム練習の方が上達する
• でも、本人は「自分は上達していない」と感じる
• 一方、ブロック練習の人は「自分は上手くなった」と錯覚する

というものです。つまり、「上達している感覚」と「実際の上達」は一致しないのです。

応用:練習場でもラウンドのような状況を作る

同じ5番アイアンでも、
• スタンスを変えてみる
• ロングティーの上にボールを置いてみる
• 足元にマットや踏み台を置いて傾斜を再現する

など、少しずつ状況を変えるだけで、立派なランダム練習になります。

「ラウンドした方が上達する」と言われるのは、実はこうしたランダム性が自然に取り入れられているからです。

でも、工夫次第で、練習場でもそれ以上に効果的な練習ができると、僕は思っています。

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